新型コロナウイルス感染拡大が続く中で、マスクを長時間つけることが当たり前になってきていますね。こんな生活のなかで、
「マスクを外した自分の顔を見ると老けた気がする」
「ほうれい線が深くなった自分の顔に驚いた。老け込んだようでショックです」
という悩みを持つ人が増えているといいます。
専門家の話では「マスク着用で表情筋を使う機会が減り、たるみを生じる可能性がある」と指摘。
最近、大笑いしたことありますか?
感染リスクを考えて、できないことが多いですよね。
老け顔にならないためには?
顔のハリを保つための美容液、美顔器、ほうれい線のシワを改善するクリームなどでスキンケアしますが、そのほか方法はないのでしょうか?
東海学園大教授の梶岡多恵子氏は
「マスクを長期間継続して使用すると、顔がたるむ可能性はあります」と言われています。
今までは、人と接するとき、無意識でも様々な形で表情筋を使っていましたが、マスクをしていると頬骨筋はあまり動かしません。使わないことによる筋肉の衰えから、たるみを生じる可能性は高くなっています。
口の周りの筋肉を使う運動は、いろいろありますが、手軽に始められるもののひとつが、「あいうべ体操」です。
みらいクリニックの今井医院長が、15年前に考案
口呼吸を鼻呼吸に改善するための口周りの運動です。
「あー」「いー」「うー」と発音するつもりで口を大きく動かし、「べー」と思い切り舌を出す。
これを一日30セットを目安に続けると、口の周りや舌の筋肉が鍛えられます。
(参考:朝日新聞2021.1.10)